護摩祈願

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護摩祈願とは

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護摩とは古来インドを発祥とする儀式で、供物を火に投げ入れて祈願をする修法の総称です。密教とともに護摩供の修法が日本に伝えられ、それ以降、密教を有する宗派や修験道や古神道などに取り入れられて、永く日本の祈願儀式修法として確立されてまいりました。護摩祈願の内容としては、行者（護摩を修行する者）が、密教で伝承される秘密修法によって自身を浄めて、諸仏善神をお迎えして一体となるように観想いたします。そして、様々なお供物を以て供養を行い、皆さまの代わりに仏様にお願い事を叶えて下さるように祈り捧げます。また、お加持とは行者が仏様と一体となって皆さまとの祈りが相通じるように橋渡しをすることです。護摩祈願の最後に、皆さま一人ひとりにお加持致します。

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護摩への想い

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護摩は「人類が紡いだ結晶儀礼の宝物」だと思っております。

護摩自体の起源はゾロアスター、バラモン、ヒンドゥー教などにあり、

火という自然への畏怖の念が根底にあります。

そして、密教である護摩修法の教義や論理は仏教が根幹になっています。

また、護摩は神祇の意味も兼ね備えられ、日本の神様や玉体にも祈りを捧げ、神仏習合が見事に儀式化されたものです。

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